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携帯電話の普及で公衆電話の使い方を知らない子どもたちが増える中、公衆電話を使った災害用伝言ダイヤルの体験学習会が1日、那覇市で開かれました。

学習会は財団法人日本公衆電話会が実施したもので、那覇市内の小学生およそ50人が参加しました。

災害伝言ダイヤル171は、地震など大災害が発生した際に家族や知人同士で伝言を通して安否の確認や緊急連絡を行うNTTサービスです。

学習会では伝言ダイヤルの概要や使い方について説明を受けた後、子どもたちが実際に臨時の公衆電話を使って171をダイヤルし伝言を残したり、伝言を聞く体験をしました。

大災害時は携帯電話や家庭の電話がつながりにくくなりますが、公衆電話は災害時にも比較的つながりやすくなっています。しかし、携帯電話の普及で公衆電話の使い方を知らない子どもたちが増えていることから、財団では今後も幅広くこうした学習会を開きたいと話しています。