全国大会の切符をかけ熱い戦いが展開されたQAB紫雲旗争奪高校柔道選手権沖縄県大会。美ら島総体期待の沖縄のヤワラちゃんが登場しました。
県内11校、85人の選手が集まって行われた高校柔道のQAB杯。この大会にも今年の美ら島総体期待の選手が登場しました。かわいらしい表情とは裏腹に去年のまほろば総体5位入賞、そして11月の九州新人優勝の実績を持つ52キロ級、沖縄尚学2年の玉木聖子さんです。
全国大会をかけた団体戦、先鋒をつとめた玉木さんは準決勝の那覇西戦、わずか20秒で大内刈りをきめて一本をとると決勝の中部農林戦では得意の背負い投げ!先鋒の活躍で勢いにのる沖尚は中堅の屋比久、大将の赤嶺もそれぞれ10秒足らずで勝負を決め、決勝にようした時間は3人あわせてもわずか66秒!圧倒的な力をみせつけた沖尚がまずは団体優勝を果たします。
玉木選手「自分達はたくさん練習してきて自信があったので」「きょうは1本勝ちできて次につながるような試合ができてよかったです」
続く個人戦でも順当に勝ち進む玉木さん決勝は同じく沖尚の当間まみさんです。
玉木選手「自分は全国大会でも優勝するという大きい目標があって必ず達成したいと思っています、だからこの大会はかならず意地でも勝とうときめてました」
大きな目標のために絶対におとせない戦い。しかし手のうちを知り尽くした相手にこれまでのようには自分のペースをつくれない玉木さん。決着は延長戦にもつれこみます。しかしここで意地を見せました。
朽木(くちき)倒しで優勢をとった玉木さんが見事優勝全国大会への切符を手にしました!
玉木選手「(まほろばは)5位だったんですけどある意味優勝以外はいらないという欲がでてきました」「絶対美ら島総体では日本一になります」
玉木さんも含めて男女の個人・団体優勝者が出場する全国大会は、東京・日本武道館で3月に開催されます。