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65年前のきょう、安里にあった一高女と女子師範の校舎が爆撃で崩壊しました。

宮良さん「地下に、生徒たちの大事なものを荷物などをそこに入れろと言われて、そこに入れてあった。それがやられたんです」

1月22日。当時、安里にあった一高女・女子師範の学び舎に、爆音がさく裂しました。アメリカ軍の爆撃で、学び舎の寮や講堂部分が大破し、貴重品や学用品などを保管していた壕も全焼。戦争は目の前に迫っていました。

この日からちょうど2か月後、少女たちは、戦場へと動員されるのです。

宮良さん「いよいよ戦争が近付いてきたという感じを持ちました。でもあんなに恐ろしい戦争になるとは思いませんでしたよ、それでも。軍隊が守ってくれるんだというような感覚しかなかったんです。本当に戦場に行って、戦場の様子を知ることができたんです」