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依然厳しい雇用情勢が続く中、仲井真知事らは19日に県内の企業を訪問し、雇用枠の拡大を直接求めました。

要請活動を展開したのは仲井真知事と沖縄労働局の森川局長で、読谷村に本社がある「お菓子のポルシェ」を訪ねました。対応した沢岻カズ子社長に「今年の春卒業予定の高校生のうち、まだおよそ1200人の就職が決まっていない」と説明し「一人でも多くの雇用確保をお願いしたい」と協力を求めました。

この会社では当初今年の新卒者の採用枠を2人としていましたが、要請を受け、新卒者の採用枠を5人に拡大する意向を伝えました。

仲井真は「元気な企業はある。こういった企業中心に採用を通常より多くしてもらいたいと思って訪問た」と目的を語りました。

県内の今年春卒業の高校生の就職内定率は46%と新規学卒者の就職が特に厳しくなっていることから、県や労働局では今後も県内各企業の新卒者の採用枠拡大を求めていくことにしています。