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戦争につながる一切の武力を持たない那覇市無防備街づくり条例について那覇市議会は13日、反対多数で条例案を否決しました。

この条例案は、市民団体の請求を受けて那覇市議会が12日から審議したもので、初日は那覇市が「常に平和で安全な街づくりに取り組んでいる」として、新たな条例制定は必要ないとの意見を述べました。

13日は請求者代表の池間美代子さんらが「武力に頼らない平和な那覇市をつくるための条例をつくろう」と意見陳述。これを受けた討論で共産党の古堅茂治議員は、「『無防備』という言葉は戦争状態を前提とした定義なので憲法と相容れない」と反対を示し、自民党の屋良栄作議員も反対する意見を述べました。

この間、傍聴席から野次が飛び交い、2人が退場させられる場面もありましたが、表決の結果、条例案は反対多数で否決されました。