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5日夜、県内で新型インフルエンザに感染した4歳の男の子がインフルエンザ脳症のため死亡しました。県によりますと死亡したのは沖縄市に住む4歳の男の子で、基礎疾患はありませんでした。
男の子は今月3日に発熱。開業医を受診し、タミフルを処方されますが、けいれんなどが続いたため中部の医療機関を受診し新型インフルエンザへの感染が確認されました。
その後、病院のICUでは、呼吸不全のため人工呼吸器などで管理されていましたが、5日夜10時45分、インフルエンザ脳症で死亡しました。
男の子は感染する直前の先月30日に新型インフルエンザの1回目のワクチン接種を受けたばかりでした。厚生労働省によりますとワクチンの予防効果が期待できるのは接種から2週間後からで、13歳未満の子どもは免疫がつきにくいため2回接種することになっています。県内での新型インフルエンザによる死亡者は3人です。