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害虫による植物の病気の蔓延などを防ぐため、持出し禁止植物の周知を呼びかる広報活動が行われました。これは那覇植物防疫事務所が、県外への贈答品が増えるこの時期に毎年行っているものです。

担当者らは、イモ類に被害をもたらすアリモドキゾウムシやイモゾウムシ、かんきつ類の木を枯らせてしまう病気などが県外に蔓延しないよう、持出し禁止植物の周知への協力を青果店などに呼びかけていました。

那覇植物防疫事務所検疫官の横田範昭さんは「お客さんを見て、観光客だと思われたら、本土に芋等が持ち出せないということを知っていますか?と一言声をかけていただければ」と話しています。

持出し禁止植物にゾウムシなどが寄生していた例は2009年はまだありませんが、防疫事務所では引き続き注意を呼びかけています。