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上京中の仲井真知事は事業仕分けの対象となった基地従業員の給与について12月11日午前、外務省で岡田外務大臣と会談し現状維持を訴えました。

会談で仲井真知事は基地従業員の給与について「沖縄ではおよそ9000人が基地で働いている、事業仕分けでは見直しの方向だが給与水準引き下げはやめてほしい」と要請しました。

これに対し岡田大臣は「沖縄の現状はわかりました」と述べるにとどまりました。また会談後、仲井真知事は普天間基地の移設問題については「何も話していない」と語り、次のように述べました。

「あの(WG)結果がどうなったのか、それはまたいずれ早いうちに話を伺いにきたいと思っている。今回はそれではなく基地従業員の給与の話で参りました」仲井真知事はこのように述べて、おなじ要請のため北沢防衛大臣とも会談します。