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国頭村で計画されている伊江1号支線と伊江原支線の2つの林道建設を中止するよう環境保護団体が8日、県に要請しました。県庁を訪ねたのは、NPO法人奥間川流域保護基金のメンバーです。

林道建設をめぐっては県が行った費用対効果の計算にいくつものミスが指摘され、10月に県は着工の延期を発表しています。しかしメンバーは延期ではなく、中止すべきだと訴え、すでに完成しているほかの林道も含め、費用対効果を再検証すべきだと指摘しました。

これに対し県は「公共事業評価監視委員会の結果を受けて検討する」と回答しました。

要請後、奥間川流域保護基金の伊波義安代表は「県に強く要望したいのは、費用対効果の計算がどんな資料に基づいて出されたのかというのを県議会はもちろん、県民にもデータを公表してほしい」などと話していました。