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普天間基地の移設問題で、沖縄側からグアム移転を提案をすべきだという指摘に対し、仲井真知事は「国と国の話しだ」として提案する意思のないことを示しました。
これは7日から始まった県議会の一般質問で、民主党の新垣安弘議員の質問に答えたものです。新垣議員は、普天間移設で政府は今、対米交渉をしている段階であり、防衛大臣がグアムを視察することになったとして、沖縄側からグアム移転を提案すべきではと質しました。
これに対し仲井真知事は「今のグアムのお話もいろんな見方もできるし、我々が普天間基地をセールスして歩く能力ゼロではないんですが、これは優れて国と国との話し」と述べ、防衛外交問題は日米両政府の問題だとして、グアム移転を提案する考えがないと答えました。知事は、一般質問が終わる週末にも上京する予定です。