先月29日のプロ野球ドラフト会議で県内から3人のプロ野球選手が登場といううれしいニュースをお伝えしましたが、今日は日本ハムから4位指名をうけた浦添工業の運天ジョンクレイトンくんに注目します。沖縄での高校生活もあとわずか、今の心境を聞きました。
日本ハムファンの集い「ドラフト4位指名浦添工業運天ジョンクレイトン!」今月21日に行われた日本ハムのファンの集い,4万人を超えるファンを前に新人6選手が初めての挨拶を行いました。
運天選手挨拶「みなさんこんにちは、沖縄からきました、浦添工業の運天ジョンクレイトンです」
運天くん「北海道に行ったのも初めてでファンが熱い応援をしてくれるんで、それを自分の力にしてやっていきたいですね」「(背番号が)55っていう松井さんなど活躍している選手もいるので自分も続いて活躍していきたいですね」
背番号が55と決まり、プロへの決意がさらに高まりました。最速148キロ速球と縦のスライダーを武器に1年生のころから注目を集めた運天くん。その身体能力が高く評価され日本ハムから4位指名浦添工業初のプロ野球選手の誕生です。この日は久しぶりに3年生の野球部が集まってソフトボール。
運天くんにとってかけがえのない仲間達です。ともにエースの座を争った比嘉元樹くん去年のこの時期は、競う合うように走りこみを行っていました。
運天くん「過酷なトレーニングでしたよ」比嘉くん「野球が怖いんですよ、走ることしかしないんで」Qだれかサボれよって思ってた?運天くん比嘉くん「(比嘉)本当に正直(運天)おれも思っていた正直」運天くん「(エースナンバー)1番がほしかったんで、みんな1番がほしかったからみんな頑張っていたと思うので」
比嘉君も大学進学し野球を続ける予定です。さらなるステージに押し上げてくれたライバルの存在これからも刺激しあって野球を続けていきます。そしてもう一つのかけがえのない存在は家族です実は運天くん、指名された当日は、緊張と興奮のあまり家族に何と報告したのか覚えていないんだそうです。
そんな家族に伝えたいことはと聞くと高齢の祖父母を気遣う思いを口しました。運天くん「病気も少ししてて薬飲んでいるので、俺の晴れ姿見せるからって言いたいですね」
仲間や家族に支えられてきた18年間その感謝の気持ちをプロ野球という大舞台で表現したいと決意しています。
運天くん「身体作りからやっていって」「目標は1年目から1軍で試合に出たい」「(将来は)日本を代表するピッチャーになっていきたいですね」
日本ハムで、まずは2軍千葉の鎌ヶ谷でプロとしてのスタートをきる予定だという運天くん、その視線に先には大きな目標が見えているようです。