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嘉手納基地を抱える三連協は、岡田外務大臣が模索している嘉手納統合案について、大臣に発言の撤回を求める声明を発表しました。
きょうの声明は岡田外務大臣が普天間基地の嘉手納基地への統合を検討していると話し、さらに今月、沖縄を訪れた際に「県外移設を検討したことはない」と発言したことに対するものです。
27日午後開いた会見で三連協の会長を務める北谷町の野国昌春町長は「今回の嘉手納統合案は米軍再編協議で合意された負担軽減どころか、基地機能の強化と言わざるを得ない」と述べました。
これまで嘉手納町、北谷町、沖縄市の議会は嘉手納統合案に反対する抗議決議をそれぞれ行っていて、27日の声明は、改めて地元の抗議の意思をはっきりと示すものです。