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芸能界にも広がるなど、全国で社会問題化している薬物についての情報を交換する日米の捜査機関による会合が19日に那覇市内で開かれました。

この協議会は日米の麻薬取締機関が薬物にかかわる最新の動向を共有しようと毎年県内で開いているもので、日米双方から捜査機関の担当者、合わせておよそ80人が参加しました。

会議では、九州厚生局沖縄麻薬取締支所の梅田国樹支所長が「最近、沖縄では高校生を含めた未成年者の大麻事件が増えている」と述べました。また2008年、全国では1万4000人余りが薬物事件で検挙され、そのうち大麻事件が前の年に比べおよそ500人も増えていることなども報告されました。

このあと日米の機関が合同で捜査を行い、大麻の乱用グループを検挙した事例なども報告され、今後も連携して取締りを進める方針を確認しました。