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石破政調会長は17日午後、仲井真知事とも意見交換を行い、普天間問題は政府が責任を持って早期に結論を出すべきとの見解を述べました。石破政調会長は「いかに沖縄県の方々が混乱しているか、実態が伝わってきた」と話しています。
仲井真知事ともおよそ45分間、普天間問題について意見交換を行った石破政調会長。「新政権の発言のブレや閣僚間の意見の食い違いで沖縄の人たちが、いかに混乱しているかが伝わってきた」と感想を述べました。仲井真知事は「あっちだ、こっちだとか、庭石を自分の庭の石をあっちこっちに動かすような話しじゃない」と話しています。
また、岡田外務大臣が「マニフェストの中で県外、国外移設を進めるとは書いていない」と発言したことについて、無責任で誠意がない対応だと強く批判しました。
石破政調会長は「責任ある者が、責任ある場所で発言したことが今さらマニフェストに書いてないということで、覆るものだと思っていません。それによって民意を得た以上は、責任をきちんと取るということが、責任ある政府の仕事だ」と話しました。
また石破政調会長は普天間基地の移設先について「年内、予算編成までに結論を出すべき」だと強調しましたが、自民党のスタンスについては明確な回答を避けました。