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普天間基地の移設方法について自民党の石破政調会長と那覇市の翁長市長、自民党県連の役員が意見を交わし、翁長那覇市長は硫黄島への移設を求めました。

16日夜遅く沖縄を訪れた石破政調会長は、17日午前7時過ぎから那覇市内のホテルで翁長那覇市長と懇談。翁長市長は、自民党政権時代に日米間で合意した普天間基地の名護市辺野古への移設を含むアメリカ軍再編は県民の頭越しに進められたと指摘し、翁長市長が以前に提案した硫黄島への移設をあらためて求めました。

懇談後、翁長市長は記者団に対し「日本の安全保障を県民の理解なくして、10年も20年も50年も安定させるなどということはありませんよと。

いずれ破綻する話しで。そういったことに心を砕くということが硫黄島への移設を含め、いろんな工夫が求められるんだと(石破政調会長に説明した)」と述べました。

このあと自民党県連が石破政調会長と意見交換をしましたが普天間基地の移設方針については議員総会で決定するとして、今後の選挙体制などについて意見を交わしました。