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県外・国外と言い続けてきた民主党が「これまで私は県外移設を検討したことはない」とは県民を馬鹿にした発言ですね。

岸本記者「岡田大臣はきのう『県外移設は非常に狭い道』と発言していますが、それは県民もわかっている。その上で、前の政権がやらなかったことをやってくれると期待して、民主党を中心とした政権が生まれた訳です。なぜ、岡田大臣は県外移設を検討しないのか?きょうの会見です」

記者の質問「なぜ沖縄に移設先を求めないといけないのか?合理的な説明をしてほしい」

岡田大臣「普天間の危険な状況を早く除去しなければならないということがある。(辺野古への)移設計画を白紙に戻して議論するということになれば、海兵隊員の(グアムへの)8000人の移転も、そしてその結果としての(本島中南部の)基地の返還もすべて白紙に戻るということになると思います」

岸本記者「この岡田大臣の発言は、先月、日本を訪れたアメリカの国防長官の発言と全く同じです」

ゲーツ国防長官「アメリカ政府の見解はとてもはっきりしている。普天間基地の県内移設ができなければ、在沖海兵隊のグアムへの移転もない」

岸本記者「もし民主党が、普天間は県内移設しか道はないと前からうたっていれば、衆院選であのように民主党が圧勝出きたのか、非常に疑問です。つまり、基地政策をあいまいにしてきたツケが今、一気に出始めているということですが、鳩山総理は、きょうこう述べています」

鳩山総理「日米合意というものの下に全てを決めるという話しであれば、議論する必要がなくなる。議論する意味をオバマ大統領もよくわかっている」

いったい誰の言葉を信じていいのかわからないですね。

岸本記者「鳩山内閣の閣僚は『最終的には総理が決める』と言いながら、移設方針について自分の考えを独自に述べ、反発を招くということがこの2ヶ月半ずっと続いています。この状況は政治不信にもつながりますし、民主党自らが、ただでさえ狭い県外移設への道をもっと狭くしているといえそうです」