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那覇市では低所得者などを対象に、新型インフルエンザのワクチン接種にかかる費用を市が負担することを決めました。該当者はおよそ8万人に及びます。
那覇市長は会見で「那覇市では低所得者の負担を軽減するため、生活保護世帯または市民税非課税世帯に属する優先接種対象者のワクチン接種費用を全額免除することといたしました」と発表。
那覇市によりますと医療従事者や妊婦、基礎疾患のある人や幼児など優先対象者は那覇市内でおよそ16万人。このうちワクチン接種費用の免除に該当する人はおよそ8万人いて、負担額は3億4000万円に上ります。
対象者には12日付けで助成対象通知が送られ、通知を受け取った人は該当する優先期間内に接種できます。なお、来週の月曜日から基礎疾患のある人や妊婦のワクチン接種が始まりますが、予約が配給分を上回っているため、県では一時予約を中止しています。