来年の美ら島総体で活躍が期待される選手を紹介します。きょうは、今年の全国総体で優勝した知念高校なぎなた部です。
先日行われた県高校新人大会。この大会には、今年の全国総体「演技」の部で見事優勝を果たした知念高校２年生、米須陽香・城間さやか組が登場しました。
２人は決勝戦でも圧巻の演技を披露。堂々の優勝を果たし、王者の貫禄を見せました。
米須さん「自分達のいい演技が出来たので、すごくよかったと思います」
城間さん「（Ｑ：演技は二人じゃないと頂点は狙えない？）はい」
一方、防具を付けて戦う団体戦。活躍が期待されましたが、全国総体では予選落ち。二人は悔しさも経験していました。
知念高校・大城先生「ちょうどこの二人が団体戦取られてしまって負けて、切り替えに時間がかかった」
雪辱に燃える知念。この新人大会でまずは優勝し、来年のステップアップにしたいところです。しかし初戦の相手は首里。中学時代に全国制覇したメンバーがいる強豪です。
互いに譲らない両チームは先鋒・中堅戦ともに引き分け。大将戦に挑んだ白帯の米須。個人戦で敗れた赤帯・首里の石原に対しねばりを見せます。
大将戦「引き分け」
試合は代表戦へ個人優勝の城間に託します。
城間さん「先鋒で引き分けて、中堅、大将でみんながつなげてくれたので、気を入れて集中して頑張りました」
緊迫した試合は延長戦でも決着がつかず判定へ。接戦を制したのは白の城間。
その後も連勝し、知念高校は全勝優勝を果たしました。来年はさらなら飛躍を目指します。
米須さん「演技でも今年の結果を来年も出せるようにさやかと一緒に鍛えて。団体戦では今回取れたことを自信にして来年は優勝したいと思います」
城間さん「自分達の最高の目標は、来年、地元で行われる総体で優勝することなので、これからも新しい気持ちでがんばっていきたいと思います」