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センバツ出場がかかる九州高校野球大会はついに27日、県勢2校が登場しました。さて、初戦突破はできたのでしょうか。
試合が延びた影響が1回の裏に出ました。三振にうち取ったはずのバッターに、悪送球で振り逃げを許すと1回裏、その後ランナーを2塁に背負っていきなりのピンチ。すると、こちらも立ち上がり、調子が上がらないエース島袋洋奨が、4番にタイムリーを放たれ、1点を先制されます。
しかし、ここで崩れないのが2009年の興南。続く2回の表にこの回、先頭バッター4番の真栄平が2ベースヒットを放ち出塁すると、5番山川がきっちり送って1アウトランナーは3塁。ここで6番、銘苅圭介。銘苅の打球は左中間を破る同点タイムリー。すぐに試合を振り出しに戻すと、続く3回と4回にも追加点をあげ、3対1と突き放します。
投げては4回以降、持ち直したエース島袋が1本目8奪三振、1失点の好投で初戦を飾りました。
続く第2試合に登場した嘉手納。試合は日南学園1点リードで迎えた5回、嘉手納自慢の下位打線が活躍します。7番,8番と出塁し、ランナー2塁,3塁のチャンスを迎えると、身長162センチ、レギュラーで一番小さな野原がライト前へ同点タイムリー!
さらに1番吉田がスクイズを成功させ、2対1と逆転に成功します。この打線の活躍助けられたエース池原も強力日南打線をヒット5本に抑える好投で初戦突破!センバツに一歩近づきました。