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視覚障害者スポーツ：サウンドテーブルテニス。卓球のような競技ですが、ボールが通るのはネットの下ボールには小さな鉛の玉が入っていてそこから出る音をたよりに位置を確認してボールを打ち合います。
サーブ権をきめるのは… 口頭でのじゃんけん。視覚に障害がある人でも競技を楽しむことができるように様々な工夫が凝らされています。
狩俣さん「見えない人が音を聞いてできるすばらしいゲームだと思っています」
狩俣昌勝（かりまたまさかつ）さんはこの九州大会で準優勝の経験を持つベテラン、現在６５歳。フルマラソンの完走経験もあるスポーツマンで今回こそは優勝を目指しています。その2回戦序盤は狩俣さんのペースで進むものの熊本代表：松村さんもねばり同点に。長いラリーも展開されます。
接戦となった試合はセットカウント2対1で狩俣さんの勝利！ベスト８進出を決めました。しかし準々決勝では長崎代表で主将も務める宇原弘（うはらひろし）さんの力に圧倒されます。悔しい結果となりましたが、全力を出し切った表情には清清しさも溢れていました。
狩俣さん「エントリーするからには優勝を目指していたんですが何分力不足で及びませんでした」「自分の健康法の一つとして年齢に関係なく健康が許す限り続けたいと思います」