※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

やんばるの林道建設の費用対効果について県は、林道建設効果を二重に計算し、少なくとも1億5700万円余りを水増し評価していた事が県や林野庁への取材で分かりました。

やんばる林道建設の費用対効果を巡っては、根拠が不明確だと裁判で指摘され県は、費用対効果を再計算をしています。またQABの取材で、県は、すでに完成した国頭村のチイバナ林道を建設する効果として、森の保水力や水質浄化力を二重計算して不当に高く評価。1億5000万円余りも建設効果をかさ上げして計上していたことが分かりました。

林野庁によると、二重評価された項目は本来、林道ではなく造林事業などを行う際に算入する項目で、林道の評価に算入する場合は二分の一に圧縮して別の項目で評価するよう定められています。