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続いてはおととい行われた、プロボクシングの「琉球拳闘伝」沖縄のホープが集まりました。県内の若手プロボクサーの育成をめざして行われた「琉球拳闘伝」セミファイナルに登場した赤コーナー小谷選手は右手の骨折で、およそ2年ぶりの試合復帰です。
小谷選手「約2年ぶりなのでデビュー戦のつもりで絶対倒そうと思ってリングに上がりましたね」
その思いは序盤から発揮され、はげしい打ち合いを展開。次第に小谷選手のペースで試合が進みます。しかし、青コーナーの戸村選手もねばり、ダウンを奪うことができません。仲間の応援を受けて望んだ第3ラウンド、そして!戸村選手よろめき小谷選手連打!テクニカルノックアウトで復帰戦を勝利で飾りました。
小谷選手「いろんな友達やファン、ジムの人達にささえてもらって、2年ぶりにリングに立てたので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
一方、ファイナルに登場した屋富祖裕信選手。2007年西部新人王のタイトルを持つ赤コーナー屋富祖はタイ人のウィタヤー・シットサイトーンと対戦です。序盤は静かな立ち上がりを見せる二人。しかし、屋富祖選手が次第に距離をつめていきます。第2ラウンドではダウンを奪い、コーナーにつめて再びダウンを奪うと、実力の違いを見せた屋富祖選手はこの勝利でA級ライセンスを取得、次は日本ランキング戦、そしてタイトル奪取をねらいます。
屋富祖選手「来年は日本でも東洋でも勝負できるように、これからも練習がんばっていきたいと思います」
セミファイナルで勝利した小谷選手もあと1勝でA級ライセンスを取得するということで、今後の二人の活躍、期待したいですね。以上、ザ・スポーツでした。