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今年で14回目を迎えた、30人31脚沖縄県大会!

今年は史上最多の26校67チームがエントリー。2000人を超える子ども達が大会に挑みました。

今大会の最年少チームは宜野座小学校3年1組です。いよいよスタート間近。少し緊張してきた様子です。

「3年1組、心を一つ!」

2回転倒ましたが、心を一つに最後まで走りきりました。

山田くん「(泣きながら)タイムオーバーだったけど、最後まではしれてよかったです」

少し悔しさが残った3年生達。そんなみんなを花道で迎えてくれたのは一緒に大会に出場した4年生です。

宜野座小学校3年1組、泣いて、笑って、元気いっぱい大会を楽しみました。

大会は午後の部に入り、例年以上に好タイムを出すチームが続出。

『9秒85』『9秒81』『9秒77』

そしてー『9秒55』

馬天小学校6年2組を筆頭に上位5チームが9秒台という大混戦。史上まれに見るハイレベルな争いになりました。

中でも注目は、Bブロック。予選3位の宮森小6年2組は、ベスト記録の9秒69で比屋根小に勝利!準決勝は同校対決となりました。

6-2キャプテン・松田翔太くん「(Q:次は宮森小同士の対戦ですが)負けないようにがんばります」

6-1キャプテン・伊波佑くん「(Q:ライバルは?)やっぱり2組です」

『ただいまの記録、9秒96』

6年1組、予選よりタイムを落とします。

『6年2組9秒76、9秒76です」

同校対決、決勝進出を決めたのは6年2組。悔しさをにじませる1組、しかしその思いは2組に託します。

6-1キャプテン・伊波佑くん「(2組には)決勝で優勝してもらって全国でも勝ってほしいです」

一方、Aブロックは予選タイムトライアル1位の馬天小学校6年2組がその強さを発揮!古堅南小学校6年3組をやぶり、決勝進出を果たしました。

決勝戦

先行・宮森小6年2組『ただいまの記録9秒99、9秒99です』

後攻・馬天小6年2組『ただいまの記録9秒63、9秒63です』

大会史上に残るハイレベルな戦いを制したのは馬天小学校6年2組でした。

馬天小キャプテン・入蔵元駿くん「みんなでここまで勝てたので、とてもうれしいです」

宮森小6-2キャプテン・松田くん「がんばったから、悔いも残ってないから、堂々とやっていきたい」

明るく、そして懸命に。今年も様々なドラマを見せてくれた小学生クラス対抗30人31脚沖縄県大会。

勝利したチーム、涙したチーム。大会に挑んだ全ての子ども達の胸には30人の心を一つにした、かけがえのない思い出が刻まれたようでした。

このあとの全国大会に参加できるのは去年とルールが変わり、地方大会を優勝したチームの中から上位10位チームのみです。現在、馬天小学校は暫定6位、地方大会が全て終了する来月中ごろに全国大会出場の行方が決定します。

そして今年も様々なドラマが生まれた沖縄県大会の模様は来月11日午後3時半からの特別番組で詳しくお伝えします。