この日曜日に開催される30人31脚沖縄県大会に出場する有力校・話題校を紹介します。最終回のきょうは、今大会で唯一、5・6年生合同チームで出場する山田小学校です。山田小学校の5年生はとっても元気!!
船越先生「聞いてる?」児童「うん、聞いてない」船越先生「じゃあ、教えない」児童「わかった、わかった」時にはやんちゃが過ぎてこんなこともありますが、とにかく明るいクラスです。一方の6年生は… 友達の発表を真剣に聞いている様子、さすが最上級生!落ちついています。
教室のまどから、青くて美しい海をながめることができる恩納村立山田小学校。各学年の人数は30人足らず、近くの海岸で行う体験学習など様々な行事には、学年の枠を超えて参加します。やんちゃな5年生と落ち着いている6年生学年ごとに固まりがちな子ども達の結束を深めるためにも合同チームでの大会の参加を決意しました。
Q30人の練習おもしろい?「楽しいです!、楽しいです!、楽しいです!」
練習はとにかく楽しみます。しかし3人4脚ではスムーズにいくものの30人で一斉に走り出すとなかなか完走することができません。転倒のショックで泣き出してしまう子どもも… 指導する船越裕和(ひろかず)先生は、こんなとき無理をさせることはありません。子ども達は自分達で練習に戻ってきます。
5年生宮平樹くん「次の日の練習で怖かったけど、一番端っこにしてもらって、今はあんまり怖くない」転んで顔にあざが残る宮平樹(みやひらたつる)くんも恐怖心を乗り越えました。
船越先生は、合同チームでの参加を通して記録や順位以上に子ども達に学んでほしいことがあります。
船越先生「クラス替えもないので、ずっと(人間関係が)固定されていますから」「いろんな活動を通していろんな子たちのいろんな面をみるっていうことで他の学年の子達と一緒に何かをするっていうことは大切だなと思います」合同チームだからこその自信が子ども達にも芽生えつつあります。
6年生リーダー松尾陽さん「(5年生が)とても明るいので本番でもあまり緊張しないでちゃんと走れる、5・6年生一緒だからとてもたのしく練習に参加できると思います」楽しく、そして真剣に5・6年生みんなが支えあって山田小学校合同チーム、いよいよあさっての本番に挑みます。
「優勝するぞー、おー!!!」
大会はいよいよあさって日曜日に開催されます。ことしはどんなドラマが待っているのか!?大会の模様は、来週月曜日のステーションQでお伝えします。