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季節は少しづつ秋らしくなってきましたが、この時期は沖縄本島北部と周辺の離島で海の神=ウンガミの祭りが行われます。中でも重要無形民俗文化財に指定されている塩屋湾のウンガミをご紹介します。

塩屋のウンガミといえば勇壮なハーリー。それを前に「ハミンチュ」神役の女性たちの一行は神聖な「屋古アサギ」に向かいます

芭蕉の葉を敷き詰めて柱の周りを「ヨンコイ、ヨンコイ」と言いながら回ります。ヨンコイとは「世果報」を乞い願う豊作・豊漁がやってきますようにと願う事です。

そして女性たちが海に入りハーリーの勝負が始まり、地区ごとに衣装をそろえて、歌や太鼓、踊りと賑やかに船の男性陣を応援します。一生懸命応援している女性たちのいる場所がゴールになっていて、夫婦円満の秘訣も含まれていそうです。

400年続く伝統行事、塩屋のウンガミでした。