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来年の沖縄総体の主役達が激突した県高校空手道選手権大会。注目を集めたのは男子形の部。今年の県高校総体を制し、頭一つ抜けた実力を持つ興南の上村拓也と4月の夏季大会で初優勝した前原の仲嶺成人(なると)の二人でした。

王者上村に対し、挑む仲嶺は、荒削りながらも、スピードと気迫は上村に引けをとらず、予選を通過して、挑んだ決勝では、大会では主流派ではないためにめったに見られない上地流の形「セイサン」で挑みました。

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これに対し上村はスーパーリンペイ!結果は上村が0.1ポイント差で勝利。上村にとって、来年の沖縄総体へ向けた新たなライバル出現でした。

一方、男子個人組手にも注目選手がいました。コザの仲程一織、仲程海理の双子の兄弟です。決勝で兄、一織と対戦することを目標に挑んだ弟、海理でしたが、準決勝でその弟の前に、普天間の比嘉弘輝が立ちはだかりました。

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延長戦までもつれ込む接戦では、青の帯、比嘉が弟海理を破り決勝へ!そして迎えた決勝戦、激しい戦は互いに譲らず延長戦へ兄として弟の分も負けられない戦いでした。

最後は兄一織が競り勝って弟の雪辱を晴らすとともに優勝を果たしました。