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街を活性化させたいとさまざまな取り組みをしている沖縄市であらたなスポット登場です。基地の町コザの戦後史を紹介する戦後文化資料展示室・ヒストリートIIがオープンしました。
使用済みの酸素ボンベをリサイクルした半鐘。かつて酔ったアメリカ兵を追い払うために使われていました。7日オープンしたヒストリートIIには戦後、物資が不足するなか兵器をリサイクルした日用品や写真などおよそ700点が展示されています。
今回目玉となっているのが県出身の報道カメラマン、石川文洋さんの作品。ベトナム戦争を始め基地の街として繁栄した復帰前後のコザの様子をとらえた写真が紹介されています。
ヒストリートIIの伊敷勝美さんは「ベトナム戦争とコザ、それから日本とコザ、さらには世界とコザ、沖縄市を結ぶものがあるので、それらを見ていただきたいなという風に思っています」と話しています。
基地の街として歩んだコザのまち、市では、この場所から平和を発信できればと話していました。