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県内高校生の就職内定率が大きく落ち込んでいることから、ハローワークと県高校校長会が8日、那覇商工会議所に高校生の雇用拡大を要請しました。要請したのはハローワークの上原所長と県内高校の校長ら5人です。
上原所長らは「ことし7月時点で那覇公共職業安定所に寄せられた高卒求人受理件数は、前の年の7月までに比べて6割ほどにとどまっている」と訴え、高卒者の雇用枠拡大と、一日も早く求人を出してもらうよう県内企業への協力を要請しました。
要請後、県高校校長会の会長を務める中部農林高校の大城正也校長は「求人は大体9月から10月にピークを迎える。6割とは言わないが、かなりのマイナスになるのでは」と危機感を表していました。また求人の時期についても「できるだけ他府県並みの速さで募集要項を出していただけると助かる」と話していました。
ハローワークと校長会は9日以降も、県内各地の商工会議所に同様の要請をします。