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政治学者で中央大学教授の目加田説子さんのもとで学ぶ学生らが辺野古を訪れました。久田記者です。

「地球規模課題とNGO」がテーマの目加田ゼミは、貧困や紛争など、グローバルな問題を研究していて、ことしの合宿では沖縄の基地問題をテーマにしています。きょうは辺野古沖にある長島に渡り、目の前に広がる基地建設予定地を確認しました。

ゼミ生「奥のほうに行ってもすごく下のほうが見えて澄んでるのが見えて、その海がなくなってしまうことは考えにくいなというか、想像したくない」

このあと、座り込みが行われているテントを訪ねた学生たち。

ゼミ生「こういう反対運動が起きると、地域の中でも賛成反対に分かれて、コミュニティーが分断されてしまう、そういう部分は?」

ヘリ基地反対協・安次富浩代表「シビアな話だよね、それは。政府がやってきたのは振興策という、いわゆる10年から1000億円の投資をしていく、アメですよ」

中央大学・目加田教授「とにかく現場に立ってみる。この暑さとか、風とか、海とか、実際に自分たちで見ることによって、本の上では感じられないことを、一人ひとりが感じて、持ち帰ることになる」

中には、卒業論文で基地問題をテーマにしたいという学生もいて、掘り下げて学んでいきたいと意欲を見せていました。