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アメリカ軍再編の普天間基地の移設先について、県内移設を容認してきた仲井真知事と県外、国外を主張する民主党県連。両者が1日、選挙後初めて面談。話は再編問題に集中しました。
喜納代表は「辺野古の基地は作らずに普天間が返還されれば、これ以上の万歳はないはず。その辺ではどうです?意見は一致しません?」と水を向けると、仲井真知事は「ベストな選択とは県外であるけれども、現実的にはどうか」と語り、これを受けて喜納代表はすかさず「知事の、ベストな選択は県外であるという、その言葉だけで十分ありがたい」と歓迎しました。
議論はなかなかかみ合わない部分も見られましたが、民主党県連は共に問題解決当たっていく手ごたえを感じたと話し、双方とも、今後意見交換を重ねていく方針を明らかにしました。
また、県庁に離任のあいさつに訪れた在沖アメリカ軍のトップジルマー4軍調整官は「民主党の方針に対して私が今コメントすることは立場上、ふさわしくない。私達はこれまで日米両政府で合意した計画前に進めていく考えだ」と語りました。民主党政権が発足するのは今月中旬の見通しで今後、党本部の対応が注目されます。