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真夏に吹いた民主の風。県民の思いは野党の4人に託されました。30日に行われた衆議院議員選挙は、開票の結果、県内4つの選挙区すべてで野党候補が当選、自民党は衆議院の議席を失いました。投票率は前回を上回る64.95パーセントでした。

1区は国民新党の下地幹郎さんが、国場幸之助さんに1万4000票差をつけ4期目の当選。2区は社民党の照屋寛徳さんが10万票を獲得し、比例前職の安次富修さんを破り3期目の当選。3区は民主党の玉城デニーさんが、嘉数知賢さんに4万5000票差をつけて初当選。4区は社民党の瑞慶覧長敏さんが8万9000票を獲得し、前職の西銘恒三郎さんを破り初当選しました。比例区では共産党の赤嶺政賢さんが議席を守りました。

この開票結果を受けて県民は、「野党圧勝は歓迎。今までの馴れ合いが多分修正されると思うから。」、「契機が良くなるように頑張ってほしい、それだけです。」、「衣食住、全部値上がりしたり、(給与の)カットとか、仕事もそうですけど、そういうことがあるので、先が明るい、太陽が出るような方向に持っていってほしいと思いますね」、

「やっぱり沖縄だから基地問題と、財政の建て直しがどんな風になるのかと思っています」、「沖縄の人を主体にして、東京からではなくて、こちらで、全部運んでほしいと思います」、「一日も早く(普天間基地を)撤去してほしい、やはり県外ですよね、沖縄は人口も増えているし、危険な基地をおく必要はないので」と話し、当選した4人の活躍に期待を寄せていました。