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この春、実施された全国学力テストで、沖縄県は小中学校ともに最下位でしたが全教科で正答率が上がるなど、健闘していることがわかりました。

全国学力テストは2009年4月に実施されました。その結果、沖縄県は全国平均に比べて正答率が1.6ポイントから11.5ポイント低く、総合的な順位は小中学校ともに3年連続で全国最下位となりました。

しかし、正答率は全ての教科で前の年を上回っていて、特に小学校の算数Aでは全国平均との差がわずか1.6ポイントに縮まるなど、この2年で着実に学力が上がっていることがわかりました。

金武教育長は「2科目最下位を脱出したことが、まず一番嬉しいことと。それよりも、もっと嬉しいことは全国平均を達成できるという確かな手ごたえを得ることができ、私は大変嬉しく思う」と話しています。県教育委員会では今後も家庭や地域と連携して、学力の向上を図りたいと話していました。