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辺野古の基地建設に向けて沖縄防衛局が作成した環境影響評価の準備書を審議している県の審査会のメンバーが24日基地の建設予定地を初めて視察しました。
視察に参加したのは辺野古の基地建設のため沖縄防衛局が作成した環境影響評価の準備書について環境調査の方法に問題点が無いかを審議している県の審査会のメンバー8人です。午前中にはキャンプシュワブ内で埋め立て予定地を海岸線から視察し、夕方には、辺野古の集落に近い高台から漁港との位置関係などを確認しました。
県環境影響評価審査会宮城邦治副会長は「自然の豊かさを確認し、ここを埋め立てるのは相当厳しい環境だと実感した」と感想を語りました。審査会のメンバーは今後、海上からの視察も検討していてこうした視察を通して得られた実感と沖縄防衛局から提供されたデータを総合的に判断した上で審査会としての意見をまとめ知事に提出します。