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島の経済の発展やPRに活かそうと北大東村が誘致した、電力や通信設備への塩害や風害の程度を調べる施設が完成しました。8月に完成したこの施設は、電気設備を雷から保護する機器を製造する国内大手の音羽電機工業が建設したものです。
総工費は1億円で、鉄鋼大手企業や特殊塗料、コンクリート企業などの異業種も参加しています。施設を誘致した北大東村の宮城光正村長は、「借地料の収入や運用後の見学者、企業関係者の滞在などの経済効果や、島のPRに大きく貢献できる」と期待を寄せています。
北大東村は、島全体が海に囲まれ、塩害、台風、紫外線などの自然条件が厳しいことから自然にさらす暴露試験に適している事や、村の積極的な誘致が建設の決め手になったという事です。