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名護市辺野古の普天間代替施設建設に伴う環境影響評価手続きは違法だとして、19日、県内外の300人余りが手続きのやり直しを求めて提訴しました。

代替施設の建設予定地周辺の環境への影響などを調べるこの手続きでは、2009年4月に沖縄防衛局が調査結果をまとめ、すでに準備書として提出しています。

裁判を起こしたのは平和団体のメンバーなど県内外の原告344人で、三宅俊司弁護団長は「裁判を通し、辺野古に基地をつくらせることはできないいうメッセージを伝えよう」と挨拶しました。

原告らは準備書の段階で初めてヘリパッドの建設計画が盛り込まれるなど手続きには違法性があるとして、やり直しを求めているほか、意見陳述をする権利が侵害されたとして一人あたり1万円の損害賠償を求めています。