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沖縄国際大学にアメリカ軍のヘリコプターが墜落した事故からちょうど5年となる13日、宜野湾市の伊波市長はあらためて基地の早期閉鎖を訴えました。
会見で伊波市長は「1996年にSACO合意で全面返還が合意されながら、すでに13年が過ぎ、さらに2014年まで危険性を放置しようとする日米両政府の責任は厳しく糾弾されなければならない」と厳しい口調でコメントしました。
伊波市長はこのほか、事故のあと、基地からの航空機の騒音発生回数は一時的には減ったが、その後は再び増加傾向にあると指摘。普天間基地は住宅地上空を飛ばなくては訓練ができないという欠陥基地で、再び同じような事故が起きる可能性は放置されたままだと日米両政府を厳しく批判しました。
一方、普天間基地はヘリコプター数機が一時、離着陸する様子が確認されたものの、これまでのところ比較的静かな状況です。