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学校を30日以上無断で欠席する不登校の児童生徒の数は、2008年度、3105人と、2007年度より増加していることが、12日までに分かりました。

文部科学省の学校基本調査速報によりますと、2008年度、県内で病気や経済的な問題以外で学校を30日以上休む不登校の小中学生、高校生は3105人で、2007年度に比べて290人増加しました。

内訳は、小学生が44人増加の402人、中学生が114人増加の1463人、高校生が132人増加の1240人となっています。原因で最も多いのは、小学生が『不安など情緒的混乱』、中学生が『あそびや非行』で、高校生は『無気力』が最も多くなっています。

このため県教育庁は、学校と家庭、地域との連携のほか、カウンセリングなど、医療機関との連携を図り、対策を進める方針です。