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県は10日に災害対策会議を開き、先島地方を直撃した台風8号の被害状況を確認しました。会議には仲井真知事をはじめ各部局や県警の代表が参加し、それぞれの管括ごとに台風8号の影響や被害状況が報告されました。

今回の台風では、強風で倒れたネットや割れたガラスで高校生2人がけがをした人的被害のほか、八重山地区で3900戸宮古島地区で2500戸の停電がありました。

また、さとうきびや野菜など農林水産業での被害額はおよそ2億400万円に上ったほか、那覇と石垣、宮古空港を発着する空の便は3日間に渡って混乱。合わせて288便が欠航し、4万6000人以上が足止めされるなど、夏場の観光シーズンに大きく影響しました。

県では引き続き被害を調査するとともに対応を急ぐ方針です。