※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

先島を長時間暴風域に巻き込んだ台風8号による農作物への被害が、1億4千万円近くに達することが、県の調べで分かりました。

台風8号は、与那国島を丸2日間暴風域に巻き込み、最大瞬間風速45.1メートルの暴風を観測するなど、猛威を振るいました。県が、宮古島市、多良間村、石垣市で農作物の被害を調べたところ、もっとも被害が大きかったのはサトウキビで、1億2千400万円余りに上りました。

そのほかなすやキュウリなどの野菜や、バナナなどの果物、ビニールハウスなど施設への被害で1千400万円近い被害が確認されたということです。また、8日夜7時過ぎに暴風域を抜けた与那国島では、これから調査に入るということで、被害額はさらに膨らむとみられます。