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大型で強い台風8号は6日午後5時現在、宮古島の南南東190キロの海上にあり、1時間に20キロの速さで西に進んでいます。中心の気圧は960ヘクトパスカルで最大瞬間風速は55メートル、中心から半径150キロ以内は風速25メートル以上の暴風となっています。

台風は6日昼ごろ、沖縄本島の南の海上を通過。午後5時現在、先島諸島にかなり接近していて、宮古島は間もなく暴風域に入る見込みです。このため県内各地で強い風が吹き、宮古島市では午後4時過ぎ、32.4メートルの最大瞬間風速を記録しました。

この台風で、交通機関には大きな影響が続いていて、沖縄本島と離島を結ぶ船の定期航路は朝からほとんどの便が欠航しました。また、空の便は那覇や宮古・石垣発着の合わせて223便が欠航し、およそ4万人以上の利用客が影響を受け、夏休み中の空港では朝から混乱が続きました。