※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

金武町伊芸区に隣接するアメリカ軍都市型戦闘訓練施設の代わりの施設が、同じキャンプハンセン内に完成したことを30日に沖縄防衛局が明らかにしました。

キャンプハンセンにあるアメリカ陸軍の都市型戦闘訓練施設「レンジ4」は、伊芸区の住宅地から300メートルしか離れておらず、県や地元は訓練の中止を強く求めていましたが、アメリカ軍は4年前の2005年7月から実弾射撃訓練を実施しています。

沖縄防衛局はこの施設を伊芸区から離れた「レンジ16」に移設する工事を29日までに完了し、8月末にもアメリカ軍に引き渡すということです。しかし、レンジ4の都市型訓練施設は海兵隊に引き継がれることになっていて、伊芸区の池原区長は「施設の解体・撤去を求めている。施設がある限り訓練は行われるはずなので、不安は払拭されていない」と話しています。