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来年地元沖縄で美ら島総体をひかえる高校アスリート達が、その旋風をまずは近畿で巻き起こそうと熱戦を展開しています。

近畿まほろば総体、陸上競技に出場した2人の選手を取材しました。

河合記者「男子砲丸投げで日本高校記録を目指す、中部商業の仲松くん。見事予選を突破し、いよいよ決勝に挑みます」

今季日本高校ランキング1位の(17m22)仲松美勇士クリシュナくん。決勝前の練習では、黒いラインの大会記録を超える投擲を見せます。めざすは日本高校記録の18メートル02です。

全国総体で優勝経験をもつ母・てるみさんも見守る中、いよいよ決勝がスタート。しかし、絶対にほしいタイトルを前に力みがでたのか、思うような投擲ができません。

2投目が終わった時点で8位。そして3投目も記録が伸ばせず、まさかの9位(15m69)という結果に終わった仲松くん。

仲松くん「次の円盤にかけたいと思います」

悔しさをにじませる仲松くん。

母・てるみさん「落ち込んだらだめだよ、きりかえないと。これがあるからほかの試合でいい結果が出せると思うので、自分の息子を信じて2人3脚でがんばります」

仲松くん「完全燃焼してないから、次やるしかないないなと思います」

日曜日の円盤投げで、再び全国制覇をめざします。

一方、女子やり投げでは、ニューヒロインの予感です。那覇西高校1年の島袋優美さんは中学まではソフトボールの選手。本格的に陸上を始めて4ヶ月足らずですが、見事決勝進出し、44メートル01で大健闘の10位に入りました。

島袋さん「来年の沖縄インターハイにつなげていけるように、また1年しっかり技を磨いてがんばります」