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高校アスリートの祭典、全国高校総体が28日に奈良県で開幕し、沖縄選手団も堂々の入場行進を見せました。

奈良の天気は小雨。少し肌寒い中行われた総合開会式でしたが、沖縄選手団は41番目に入場し、ランの花を手に元気に行進しました。今大会、県勢は26競技に448人が出場。旗手を努めた陸上競技砲丸投げの優勝候補・中部商業3年の仲松美勇士クリシュナくんは取材に対して「県大会や九州大会の予選で負けた人もいるので、その人たちのこと考えて、みんなの分、自分たちががんばりたい」と決意を述べました。

また来年の2010年、沖縄で開催される美ら島総体で会場アナウンスを務める沖縄の生徒たちも視察に訪れました。そして開会式の後には奈良県の高校のアナウンサーたちとの情報交換会も行われ、本番に向け、目を輝かせていました。

八重山高校1年の平良悠里さんは「イメージも湧いてきて、これからの練習にワクワクしている。緊張をいい具合に自分の糧としていければいい」と話し、開邦高校2年の渡辺真梨奈さんは「大きな大会だと実感できた。この大人数の中で自分の声を響かせられると思うと、本番が楽しみになった」と話していました。

競技は29日から行われます。