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名護市辺野古での基地建設に向けて国が作成した環境アセスの準備書について、市民団体が22日、ジュゴンについて専門家の意見をまとめた際の議事録の公開を求めて裁判を起こすことを発表しました。

22日に会見を開いて発表したのは、ジュゴンネットワーク沖縄の土田武信事務局長らです。会見で土田事務局長は、沖縄防衛局が作成した環境アセスの準備書は、ジュゴンの生息データの記述に誤りがあるとして、環境調査を初めからやり直すべきだと主張しました。

そして、準備書に対して意見を述べた16人の専門家の名前と、沖縄防衛局が専門家の意見をまとめた際の議事録の公開を求め、7月中に提訴すると発表しました。また、13日に浜田防衛大臣に対し、同様の内容で行政のやり方を不服とする審査請求をしたことを明らかにしました。