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在日米軍のトップのライス司令官が9日に県庁で仲井真知事と面談し「嘉手納基地からの騒音を減らすため追加的な措置を検討している」と述べました。在日米軍司令官のライス中将は9日午前に行われた嘉手納基地司令官の交代式に出席したあと仲井真知事を訪ねたものです。
ライス中将に対し仲井真知事は「沖縄はアメリカ軍基地が相対的に大きく、周囲に与える影響が大きいので基地の運用に注意を払ってほしい」と求めました。
これに対しライス中将は「戦闘機の騒音などによる地域への影響は最小限に食い止めたい」と答え、「我々米軍は、地域の負担軽減のために、追加的な措置を常に検討している」と述べました。
3年間の沖縄勤務を終え、7月にアメリカ国務省の日本部長に就任するケビン・メア米国総領事が9日、離任挨拶のため県庁に仲井真知事を訪ねました。
メア総領事は「沖縄での勤務中は挑発的な発言をして非難されることもあったが、お互いの立場をはっきりして意見交換ができたことは良かったと思う」と述べました。
仲井真知事は「これからも沖縄のことを考えて頑張ってほしい」と述べました。