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新石垣空港の建設地内にある洞穴で発見された数百年前のものとみられる人骨などについて、その取り扱い方法を検討するための現地調査が行われています。

この調査は、新石垣空港の建設地内の洞穴で人骨や獣の骨などが発見されていたにもかかわらず、県の調査報告書には記載されていなかったため、文化庁からの指導を受けて再び調査を始めたものです。

初日の6日は、県の担当者や人類学、生物学の専門家らが、遺物が発見されたC1洞穴の現場を確認しました。この洞穴では2008年と2007年に、古いもので1万4000年前のものと思われるイノシシの骨や、数百年前のものとみられる人骨、土器のかけらなどが見つかっていて、専門家からは、これまでの県の調査は不十分だとの声も上がっています。