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糸満の旧三和村出身の写真家が、自分のふるさとを40年近く撮り続けた写真展が6日から糸満市役所で開かれています。
沖縄戦で存続の危機に瀕した真壁・喜屋武・摩文仁の3つの村が合併してできたのが旧三和村。この写真展はふるさとの昔と今の風景を知ってもらおうと糸満市が企画し、会場には旧三和村出身の写真家で沖縄タイムスに務める大城弘明さんが1970年からおよそ40年に渡って撮り続けてきたおよそ100点の写真が並んでいます。
その中には街の様子や県民に遺骨収集を呼びかける立て看板、そして沖縄戦のアメリカ軍の攻撃で顔に大ケガをし、眼帯をしている自分の祖母の写真など、その時代を生きた人たちの表情が写し出されています。この写真展は、今月17日まで糸満市役所で開かれています。