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第二次世界大戦中、尖閣諸島近海でアメリカ軍の攻撃を受け、沈没した疎開船の遭難者の冥福を祈る慰霊祭が3日に石垣市で行われました。

1945年7月3日、石垣から台湾へ向かった集団疎開船「第五千早丸」がアメリカ軍機の攻撃を受け沈没し、46人が死亡。もう一隻の「第一千早丸」は魚釣島に漂着しましたが、餓死者を出すなど、最終的には80人の犠牲者が出ました。

3日に行われた慰霊祭には、80人が刻銘された慰霊碑に戦没者の遺族ら40人が集まり、お経が読まれたあと、焼香をして戦没者の冥福を祈るとともに恒久平和を願っていました。