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うるま市に、広大なリサイクルセンターを構えるのはアース環境開発。産業廃棄物の処理業者として、16年前に創業しましたがここでは、その産廃の、ほぼ全てを、リサイクルしているのです。
社長「もったいないです今まで(廃材を)どのようにしてたか…今だったらもう足りないぐらいですけどね原料が、これ原料ですから」
この会社では、古くなった建物の解体業も行っていて、解体工事で出る様々な廃材は、ここに運び込まれ、分別されます。かつては、埋め立て処分するしかなかった、こうしたコンクリートも小さく砕かれ、大きさの整った、立派な石材に生まれ変わります。
これらの石は、道路をつくる際の路盤材として使用されるなど、この会社では廃棄物として持ち込まれる、ほとんどを商品として再び出荷しているのです。近年、建設リサイクル法の施行などで、こうしたリサイクル材の需要は急速に高まっています。
社長「資源というのは限られますからね。取り尽くしてしまったら、もうあとはなくなるわけじゃないですか。だけども、これはまた原料さえあればリサイクルしてどんどん、もう。だからこの仕事は無限の仕事だなと私は感じておりますけどね。」
創業当初は、ほとんど需要がなかったという、産廃のリサイクル。会社を支えてきたのは、徹底的に環境にこだわる、社長のまっすぐな思いでした。8年前には、自らが作詞したCDまで発売。
「♪捨てるものなど何にもないさ♪使えば宝だリサイクル♪夢も広がる花も咲く♪アース アース エコフレンドリー」
社長「ほとんどもう、埋め立てするのがないんですよ。全部リサイクルやってますから」「捨てるものは何もない」
ようやく時代が追いついてきたという山城社長。「産業廃棄物という言葉が、なくなる日」も近いかもしれません。