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アメリカ軍基地からアスベストを含んだ産業廃棄物が読谷村内に搬出された問題で、県保険医協会は19日に県に対し、違法廃棄の徹底究明するよう要請しました。
アスベストは塵肺など肺の病気を発症させるとして世界保健機関が使用中止を勧告した物質です。
要請で県保険医協会の照屋会長は、アスベストがアメリカ軍基地から産業廃棄物として基地の外の産廃集積場に搬出されたことは重大な問題だと指摘し、違法廃棄の徹底究明と県の対応を質しました。対応し県文化環境部は、アスベストを含んだ産業廃棄物は搬出した業者によって基地内に戻され、飛散防止のため二重梱包されてコンテナに保管されていると説明しました。
また再発防止のため県は今後、基地内に立ち入り調査ができるよう、アメリカ軍側に要請していく考えを示しました。